マズローの欲求5段階説は、アブラハム・マズロー(アメリカの心理学者)が提唱した考え方です。人間の欲求を「生理的欲求(第1段階)」から、「自己実現欲求(第5段階)」までの5つの段階で整理しています。
例えば、私たちが今年直面したのが「安全欲求(第2段階)」です。「安全に生活したい」「危険を回避したいと」いう欲求ですが、未知のウィルスで、安全欲求が脅かされる事態になりました。
マズローは晩年、「自己超越」という第6の段階を示唆していたそうです。個人レベルの欲求を超えて、「世のため人のため」と社会に奉仕するような欲求です。たしかにビルゲイツや松下幸之助さんは、第5段階の自己実現欲求を超えた活動をされています。
アブラハム・マズローが亡くなってから、もうすぐ50年。50年経った今でも、マズローの欲求5段階説は私たちに示唆を与えてくれます。
※マズローの欲求5段階説については、下記書籍90ページ〜を参照ください。
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