2021年04月03日

オンライン会議で大切なこと(フレームワーク活用のヒント その24)

<この記事は【まぐまぐ大賞受賞メルマガ】夢をカナエル!ビジネスに役立つ52の法則 第793号からの転載です>

書籍「図解でわかるビジネスフレームワーク いちばん最初に読む本」には、70種類のフレームワークを掲載しています。ビジネスはもちろん、人生のさまざまな場面で活用できます。

前回は「説得の三要素」を取り上げました。アリストテレス(古代ギリシャの哲学者)が提唱したものですが、現代に生きる私たちにも役立つフレームワークです。

たとえばオンラインの場面。オンライン会議、オンライン商談、オンラインセミナー・・・、オンラインはとても便利ですが、リアルとの違いを認識しておかないとうまくいきません。

リアルで行うのとの大きな違いが、パトス(感情・情熱)です。直接会えば、パトスを伝えることは可能ですが、オンラインではそうはいきません。

では、どうしたら良いか? オンラインの場合は、ロゴス(論理・言葉)を上手に活用することが大切です。パトスが活用しづらい分を、ロゴスで補うわけです。

当社がセミナーを行う時、「リアル会場でのセミナー」と「オンラインセミナー」で、講師のアプローチ方法が変わります。大きな声で熱意を持って伝える「パトス型のアプローチ」と、論点整理して分かりやすく伝える「エトス型のアプローチ」のバランスを調整します。

イメージとしては、池上彰さんや林修さん。ロゴスがしっかりしているので、参加者は安心して話を聴くことができます。オンラインでは、よりロゴスを大切にしたアプローチが求められるわけです。

オンライン会議・オンライン商談でも、同じです。パトス型のアプローチだけでは、なかなかうまくいきません。オンラインでは、ロゴス型のアプローチを活用することが大切です。

今回紹介した「説得の三要素」は、書籍「図解でわかるビジネスフレームワーク いちばん最初に読む本」70ページ〜を参照ください。

posted by KENTA at 18:59| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
オンライン会議の方が、冷静に考えられるし、良い結論がでることが多いです。感情に任せてダラダラと長話する人が少なくなりました。
Posted by Kaede at 2021年04月06日 10:34
Kaede様、コメントありがとうございます。たしかにオンライン会議の方が冷静に考えられますね。
Posted by ユメカナ at 2021年04月07日 06:58
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